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日記 「相模大野び・より」

2017.09.13放送NHK 総合診療医ドクターG「立ちくらみでふらつく」 を見て

注)番組のネタバレが含まれている内容です。

NHK総合で水曜夜放送されている総合診療医ドクターG。良質な医療系エンターテイメント番組としてご覧になられている方も多いと思います。

今回のドクターGは、患者さん50代男性で「立眩みによるふらつき」症状から真の病名を突き止めるというお話です。

患者さんが来院される迄の経緯と、来院時診察時の再現VTRから、導き出された最終的な診断名が「IgG4関連疾患」でした。

総合診療医片岡先生の言葉を借りれば、この病気はここ10年くらい前に就いた診断名で、いくつかの異なる病名が一元化されこの病名となったそうです。

この病名、個人的に複雑な思い出があります。

今から3年ほど前、「叔母が体調を崩している」と同じ網走に住む実家の母から電話をもらいました。

母の姉にあたる伯母の症状を、母からいろいろ聞くと「口が渇いて食べ物が飲み込みにくい」「涙が出ない」「だるい」「背中が重い」などの自覚。

もうすぐ入院先で伯母の検査結果が出るという。ワタクシ「それたぶん免疫系の疾患だと思うよ」と母に告げ、「シェーグレン症候群」「自己免疫性膵炎」をメールに打ち込み、伯母の診断名が、このメールの病名と違ってたらコチラにまた連絡してほしいと告げ電話を切りました。

ちなみにワタクシの学生時代、15年ほど前になりますが、この「IgG4関連疾患」(あいじーじーふぉーかんれんしっかん)を授業で習った記憶がありませんでした。

そして数日後、母から電話が来たので伯母の件を訊いてみると

「病名は・・・何度か聞いたけど結局聞き取れなかった。診断名の書かれた用紙を貰ってきたから写メして送る。オマエが挙げた2つの病名を担当の医者に話したら、鼻で笑われてなんか恥かいた」

と告げられた病名がIgG4関連疾患だったのでした。

そんな病名があるもんなんだと、恥をかかされたと憤慨する母を労いながら自分の診断力のなさを感じつつ電話を切った反省の過去。

医学の進歩で、ワタクシの挙げた2つの病名が既に時代遅れのものだと知った、あの数年前の記憶が蘇った今回のドクターG放送回でした。

 

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